父の日に思う・・・

さとけん

2007年06月18日 18:49

 昨日の父の日、そしてまりあさんの記事に影響?されてか・・・

 父の事を書きます・・・


 以前にも書いたかも知れませんが、私の父は私が12歳(中1)の夏に亡くなりました

 生前の父は、母から言わせれば『亭主関白!』ですが、子供の私からは

 とっても優しい父だったと思います。

 働き者で、料理も上手で、シャイで、誰からも好かれていた・・・そんなイメージが

 私の中には残っているかな・・・


 写真に写るのが大嫌いで、私と一緒に写っている写真はたったの1枚だけ・・・

 しかもその写真が父の遺影になるなんて・・・当時は複雑だったなぁ・・・


 父は私が小学校5年生の時に病気(癌)になり、2年ちょっとの闘病の末

 19年前のお盆に他界しました


 こんなにも早く父が居なくなるなんて思ってもみなかった・・・

 当時、高1だった姉は、父親を疎ましく思う年頃真っ最中だったみたいで

 父が危篤・・・と連絡が入るまで、ほとんどお見舞いにも行ってなかった

 私は、まだまだそんなこと思う年齢ではなかったので

 休日の度に、母と父の病院を訪れていた

 父が亡くなる2日前、いつもなら夕方近くになると、母より一足先に病院を後にするのに

 その日はなぜか、父の傍から離れがたくて、「帰りたくない・・・」と泣いていたのを思い出す

 それから、1日半後に、父が危篤の連絡が入って、その日のうちに亡くなりました

 今から思えば虫の知らせだったのかも・・・・・


 父が亡くなってから、母が一生懸命私と姉を育ててくれた

 母には感謝してもしきれないくらい・・・

 でも、父が居ないことを理由に悔しい思いをしたことも数え切れないくらいあって

 よく、母と泣いていたことも思い出す・・・

 「お父さんが元気でいてくれたら・・・」、何度この言葉を母とつぶやいたことだろう・・・

 
 いつからだろう・・・? 父との思い出を笑って母と話せるようになったのは・・・


 母も私も、今でも「お父さんが元気でいてくれたら・・・」とつぶやくことはある

 でも、それは決して悪い?意味ではなく

 父に花嫁姿を見て欲しかった、父に娘(孫)を見せたかったという意味で

 昔のようにマイナス?な意味ではないハズ・・・


 父は、母曰く、とっても子煩悩だったので孫の存在をとっても喜んでくれただろうと・・・

 うん、出来るなら、私も娘と秋に生まれてくる2人目を見て、抱っこしてほしかったなぁ・・・

 いやいや、父はきっと私達を見守ってくれているハズだと私は信じているけど

 いつからか、実家に帰ると、娘は母と一緒に父の仏壇に手を合わせるようになった

 周りの大人がそう教えるからか、娘は「ここに自分のじぃじが入っている」と分かってるみたい

 

 女の子は、無意識に自分の父親と似た人を選ぶ・・・と聞いたことがあるけど

 私もそうなのかも・・・


 私は主人と付き合い始めた頃に、そう思っていたから・・・

 「この人、なんだかお父さんに似てるきがする・・・」

 どこが・・・??

 顔?性格?雰囲気?考え方? 
 
 これだ!!っていう決め手はないんだけど、そんな気がした

 だからか?(笑)私達は、付き合って2ヶ月という短期間で結婚を決意した

 
 母は、「○○さん(←主人の名前)とお父さんは全然違うよ~」と言うけど

 私は今でも、主人と父はどこかが似ている気がする・・・


 色々あるけれど、でも今、幸せに暮らしている私達を父は見守っていてくれるのかな・・・

 だって、お父さんの分までお母さんを大事にするからね、ちゃんと見守っててね!